BUSHIPSとはBureau of Shipsの略で艦艇局を意味しています。WW2時代に結成された米海軍特殊部隊UDT(Underwater Demolition Team)の隊員向けに開発&配給された特殊防水腕時計です。1940年代から50年代にハミルトン社とエルジン社が製作し軍に納品していました。特殊任務遂行の為に創られた腕時計なのです。
UNDERWATER DEMOLITION TEAM-米海軍特殊部隊UDTとは-
水中爆撃特殊チーム。WW1の戦術反省点より1942年米海軍と陸軍は水陸両用攻撃の必要性を重視し、共同でよりエリートで戦術的な人員養成所をフロリダに設立。陸揚げ浜の偵察、障害物や防御の位置を特定し、陸揚げ部隊を上陸させるために爆破・排除する部隊として発足しました。後にアポロの宇宙飛行プログラムにて、宇宙カプセル・宇宙飛行士の回収支援部隊に割配属。また、今日米軍が世界に誇る特殊部隊ネイビーシールズUnited States Navy SEALsの前身でもあります。
※写真は1955年、実際のUDTが大きなコンパスとともにBuships watchを装着している様子
このリュウズキャップはその形状から、”キャンティーン”(水筒)との愛称があります。
またUDT隊員が通称「蛙男」と呼ばれていたことからBuships watch自体を
を"フロッグマン”(蛙男)という人も多いです。時計のリュウズに愛称がある程、このモデルは人気の名作と呼べるのでしょう。
Bushipsは当時2つのコンダクターによって製作されていました。違いはリュウズキャップの形状にあります。円錐台(側面から見ると台形)キャップと円柱(側面から見ると四角)の2種になります。
Buships watchエルジンバージョンは何度も復刻されてきました。しかし、その多くは裏蓋の形状を簡素化したり、風防ガラスの素材やベルト素材・ベルト幅を大きく変えていたりしています。弊社モデルは、ケース本体形状・サイズ及びベルトに至るまで全て出来る限りオリジナルのものに近づけました。
もう一つのBuships
円錐台バージョンは弊社を含め、何度か復刻をされているアイテムですが今回の円柱(側面から見ると四角)バージョンは復刻される事は有りませんでした。それは円錐台バージョンの方が大きくより特徴的だからかもしれません。しかしBushipsには色々な文字盤が存在していました。希少なスモールセコンドや本革ベルト・エイジング加工のインデックスや針を組み合わせる事により円柱バージョンも大人のBushipsに生まれ変わりました。
また時計内部に水が侵入すると色が変化して伝えてくれるポインター付きのUDT Pointerも復刻しております。
Buship Black Ops ブシップス・ブラックオプス
UDTの任務は敵に隠れ海から忍び込み、後から来る味⽅を上陸させるのに邪魔な障害物を爆発物をしかけ排除する事にありました。それゆえ敵地で捕まっても、⾝分が判るようなものは持参していなかったと聞きます。
ブラックオプスとはブラック・オペレーションの略で、⾮公式作戦を意味します。ブラックIPを施したステンレスケースに⿊⽂字盤、ホワイトインデックスが、これ以上ない視認性を実現。IPブラックモデルは実存していないだけに「⾮公式作戦」という名がしっくりきます。
その他、同じブラックケース・ブラック文字盤にグレイのインデックスでデザインされたBuships Grey reconがあります。
Buships Betty™ ノーズアート リミテッドエディション
ノーズアートとは戦闘機や爆撃機の機首に描かれた絵やワードを示し世界中の軍隊で見られます。そこには戦争で離れ離れになった恋人への気持ちを描くものや、怒りを現したもの、ユーモラスで冷笑的な表現なものも多くみられます。それらはただの”落書き”ではおさまらず、戦争に対する感情を要約したものと言えます。
文字盤右半分に鮮やかなベティレッドと呼ばれる赤いドレスにまっとったベティちゃん™。左側にはU.S.Marine(米軍海兵隊)の共通の掛け声”oohrah!”(ウーラ!)と記されています。
同様のコンセプトによりBuships Popeye™も製作しております。
この時計の最大の特徴であるリュウズキャップはその形状から、”キャンティーン”(水筒)との愛称があります。時計のリュウズに愛称がある程、このモデルは人気の名作と呼べるのでしょう。
UDT(Underwater Demolition Team)水中爆破チーム隊員向けに開発&配給された特殊防水腕時計です。1942年米海軍と陸軍は水陸両用攻撃の必要性を重視し、陸揚げ部隊を上陸させるための部隊を発足。今日米軍が世界に誇る特殊部隊ネイビーシールズUnitetdSa tesN avyS EALsの前身でもあります。
1940年代⽶国陸軍と海軍の先鋭達から作られた特殊⼯作部隊向けに作られたBuships watchのハミルトンバージョン。今までハミルトンバージョンは復刻される事はありませんでした。それはBuships最⼤の特徴であるリュウズキャップがエルジンバージョンに⽐べると⼩さく⽬だ⽴たないからかもしれません。しかし、Bushipsには多様な⽂字盤があります。レアなモデルでもあるスモールセコンドの⽂字盤にアンティーク加⼯を施し、⾰ベルトを起⽤する事でとても⼤⼈のBuship watchに仕上る事が出来ました。
UDTの任務は敵に隠れ海から忍び込み、後から来る味⽅を上陸させるのに邪魔な障害物を爆発物をしかけ排除する事にありました。それゆえ敵地で捕まっても、⾝分が判るようなものは持参していなかったと聞きます。実際にはブラックカラーのBushipsは存在していませんでした。ブラックオプスとはブラック・オペレーションの略で、⾮公式作戦(black operation、black op、ブラックオプス)を意味します。IPブラックモデルは実存していないだけに⾮公式作戦という名が相応しく思えます。
実際にはブラックカラーのBushipsは存在していませんでした。Reconとは英語のスラングで、フランス語起源の英単語"reconnaissance"の略です。主に軍事的な⽂脈で使われ、敵の動向や地形などを偵察することを指します。まさにUDTの任務ですね。につきにくい⿊⽂字盤にグレイのインデックスが知的な趣がありとてもクールです。針蓄光部分もグレイ⾊でインデックスと合わせており、ブラックボディや⽂字盤とマッチします。全体的に知性的・都会的でシックな⾯持ちです。
※現在動画作成中(上記動画はBlack Opsのものになります)
ノーズアートとは軍隊で使われるる戦闘機や爆撃機の機首に描かれた絵やワードを示します。そこには戦争で離れ離れになった恋人への気持ちを描くものや、ユーモラスで冷笑的な表現なものも多くみられます。それらはただの”落書き”ではおさまらず、戦争に対する感情を要約したものと言えます。飛び立つ若者の孤独や皮肉を現したり、命を預ける相棒である飛行機に描いているのです。士気を高める為に、必要なものだったのです。ノーズアートのコンセプトにてBetty Boop™を文字盤に描いてみました
ベティーブープと同様に「ノーズアート」をコンセプトに製作したBuships watch。視認性の高い、白インデックスに黒文字盤左側には、やる気まんまんのアメリカンコミックのレジェンド的存在であるポパイ ™が今にも走り出そうとしています。ほうれん草を食べたポパイ™がオリーブを救うため?何かに立ち向かおうとしている姿が描かれています。文字盤右側にはU.S.Navy(米海軍)の共通の掛け声”hooyah!”(ウーヤァ!)と記されています。
この商品はリュウズキャップが円柱型でハミルトンタイプの復刻になります。その中でもとても希少なモデルである「⽔や湿気が侵⼊を⾊の変化で知らせる浸⽔ポインターを備えた⽂字盤を復刻しました。この「浸⽔ポインター」はこの時代のダイバー⽤ミリタリーウォッチに多くみかけますがBuships Watchに採⽤されている事は⾮常に稀な個体です。時計内に⽔が侵⼊したことを⾊で伝え、時計が壊れる前に修理を促す事や、この時計の表⽰時間は正確ではないと知らせる役⽬があります。Buships UDT Pointer⽂字盤の6時位置にある円型浸⽔ポインターは通常時ダークオレンジですが、時計内に⽔分が侵⼊するとグリーンに変わります。この浸⽔ポインターはM.R.M.Wが2年間掛け開発した弊社オリジナルの技術を使⽤して復刻に⾄りました。2025年4月販売再開予定!!
1940年代⽶国陸軍と海軍の先鋭達から作られた特殊⼯作部隊向けに作られたBuships watchはエルジンの他にハミルトンからも供給されていました。珍しいハミルトンバージョンを復刻いたしました。Bushipsには多様な⽂字盤があります。レアなモデルでもあるスモールセコンドの⽂字盤にアンティーク加⼯を施し、⾰ベルトを起⽤する事でとても⼤⼈のBuship watchに仕上がりました。
やはり王道のスタンダードBushipsは不動の人気です。1940年代にUDT(Underwater Demolition Team)水中爆破チーム隊員向けに開発&配給された特殊防水腕時計です。
このリュウズキャップはその形状から、”キャンティーン”(水筒)との愛称がある程、このモデルは人気の名作です。