本物のアンティークには時間の経過と共に進んだエージングがより素敵にしています。なによりその時代より受け継がれた価値が他にはない所有感をもたらしてくれます。しかし、ヴィンテージ時計となるとメンテナンスも大変ですし、正規部品も残っておりません。手巻きの良さはありますが気楽に使えません。また破損リスクが高く普段使いには難しいのが現実です。
M.R.M.Wシリーズは世界の名作ヴィンテージミリタリーウォッチを忠実に復刻して、普段使いが気軽にできるように国産クォーツムーブメントを使っています。「本物はご自宅にコレクションして普段使いにご使用ください」「本物をお持ちでない方はミリタリーアンティークウォッチの手始めとしてお使いください」これがブランドのテーマです。
「UDT POINTER」に備えられた、6時の上の丸型ポインターは、時計内部に水や湿気が侵入した時に色が変わり、深刻な内部の破損をいち早く知らせます。
浸水ポインターがあるミリタリーウォッチは幾つかあるのですが、Buships watchではこの文字盤デザインがあるのみです。とてもレアな文字盤を復刻いたしました。
この浸水ポインターは弊社オリジナルで試行錯誤を繰り返し実現する事ができました。
Buships Makerとして初号機を販売し好評をいただきました。Buships Maker の進化型であるUDT POINTERの変更点は以下の通りです。
1.浸水インディケーターの素材変更、その為文字盤が厚くなりケースもわずか0.5mm厚くなりました。
2.浸水インディケーター平常時カラーを薄茶からオリジナル色に近いダークオレンジに変更。
3.一度浸水した後も水分が無くなり乾燥すれば平常時カラーに戻るように改良しました。
4.ベルトがエクステンションベルトを中心に選べるようになりました。
よりオリジナルに近くなったUDT POINTERをお楽しみください!
1940年代、米国陸軍と海軍の精鋭たちで構成される特殊工作部隊UDT*向けに作られた「Buships watch」は前記にあるように、エルジン社の他にハミルトン社からも供給されていました。
エルジンverとハミルトンverの違いはリュウズキャップの形状にあります。エルジンタイプは台形、ハミルトンタイプは四角い形状になっています。エルジンバージョンは弊社を含め、何度か復刻をされているアイテムですが、今回のハミルトンバージョンは復刻される事はあまりありません。
*UNDERWATER DEMOLITION TEAM - 米海軍特殊部隊UDTとは? -
水中爆撃特殊チーム。1942年米海軍と陸軍は水陸両用攻撃の必要性を重視し、共同でよりエリートで戦術的な人員養成所をフロリダに設立。翌年、米海軍設営大隊、通称SEABEES「シービーズ」の隊員から募った志願者を中心に、最初の米海軍戦闘爆破チームが編成されたのです。
陸揚げ浜の偵察、障害物や防御の位置を特定し、陸揚げ部隊を上陸させるために爆破・排除する部隊として発足しました。敵地に最初に侵入する勇敢な部隊でした。
後にアポロの宇宙飛行プログラムにて、宇宙カプセル・宇宙飛行士の回収支援部隊に割配属。また、今日米軍が世界に誇る特殊部隊United States Navy SEALs ネイビーシールズの前身でもあります。
Buships watch UDT POINTER ポインター
12時間クォーツ3針ムーブメント:日本製 ・携帯頻度(常温):平均月差20秒(基準)
使用電池:酸化銀電池 SR626SW ・電池寿命:約3年
時計ケース本体:ステンレスチール
防水5ATM(5気圧防水):日常防水レベルで、深水可能なダイバーウォッチのレベルではありません。
風防:ドーム型ミネラルガラス製
サイズ: 横32mm(リュウズ含まず)x 37mm(リュウズ含む)x 縦39.5mm x厚み14mm
重量: 約45g
付属時計ベルト:以下より選択
16mm幅ブラウン革ベルト(腕首周りサイズ約16.5cm〜20cm)or
16mm幅ナイロンNATOベルト(腕首周りサイズ約15.5cm〜23cm)or
16mm幅エクステンションバンド(腕首周りサイズ約20cmまで)
※エクステンションバンドはコマを外す事で調整ができます。調整は時計屋さんにて行う事をお勧めいたします。
・プロダクト実行者(国):日本
・製造者(国):日本 株式会社モントルロロイ
・製造者(国):日本(パーツ制作中国、組立日本)
・国内生産